窃盗 国重文の仏像、大阪の寺から盗まれる(毎日新聞)

 大阪府能勢町野間西山の今養寺で、国指定の重要文化財「木造大日如来坐像」が盗まれていたことが23日分かった。府警豊能署が窃盗容疑で調べている。

 同署によると21日午前10時ごろ、仏像を保管している収蔵庫(鉄筋平屋建て)の鍵が壊され、鉄製扉がバールのようなものでこじ開けられているのを参拝者が発見。連絡を受けた檀家(だんか)総代の男性(65)が木造大日如来坐像が無いことに気付き、同署に通報した。収蔵庫にあったもう1体の仏像は無事だった。

 寺は檀家が管理しているが普段は無人で、警報器などは設置されていなかった。20日午前に見回りをした際には、扉に異常はなかったという。

 文化庁によると、木造大日如来坐像は1956年に国の重要文化財に指定された。高さ117センチで、平安後期につくられたものという。【佐藤慶】

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新たにわいせつ行為認め賠償増額=浦安市元教諭虐待訴訟−東京高裁(時事通信)

 千葉県浦安市立小学校の特別支援教室に通っていた小学6年当時、担任だった元教諭の男性(50)=依願退職=から暴行や性的虐待を受けたとして、知的障害のある女性(18)と両親が計約2000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が24日、東京高裁であった。一宮なほみ裁判長は、一審が退けたわいせつ行為を新たに認め、市と県に計60万円の賠償を命じた一審判決を変更し、計330万円の支払いを命じた。
 一宮裁判長は、一審が認定した虐待行為に加え、元教諭が女性の胸などを触ったり、自分の下半身を見せるなどしたわいせつ行為を新たに認定した。その上で、特段の配慮が必要な特殊学級で、理解能力が劣る女性への虐待は許し難いと述べた。
 元教諭は強制わいせつ罪で起訴されたが、刑事裁判では起訴内容の日時や場所に疑問があるとして、無罪が確定している。
 松崎秀樹浦安市長の話 判決内容を精査して対応したい。 

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<小林陣営違法献金>「法令順守する」自治労(毎日新聞)

 自治労(徳永秀昭委員長)は23日、民主党の小林千代美衆院議員(北海道5区)の違法献金事件で、謝罪の談話を出した。小林陣営の会計責任者で自治労北海道財政局長の木村美智留被告が起訴されたことについて、「民主党役員としての活動と認識しているが、自治労地方組織の現役役員が起訴されたこと自体、労働組合の活動に不信をあたえざるを得ない。誠に遺憾であり、深くおわび申し上げる。今後法令順守を徹底する」としている。

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空き地で爆発音、車2台全半焼 茨城・神栖市(産経新聞)

 15日午前2時35分ごろ、茨城県神栖市大野原の空き地で、爆発音がして車が燃えているのを近くに住む男性(25)が発見、119番通報した。火は約20分後に消し止められたが、乗用車と軽ワゴン車(計20万円相当)が全半焼した。

 茨城県警鹿嶋署の調べによると、2台は同市大野原中央の男性会社員(32)が所有していたが、火元とみられる乗用車は昨年車検が切れ、使用していなかったという。乗用車は施錠されており、後部座席が激しく燃えていた。

 現場の空き地は住民が駐車場代わりに使っていた。同署が詳しい出火原因を調べている。

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<地下鉄サリン>15年でつどい 元警察庁長官「反省多い」(毎日新聞)

 95年3月20日に起きた地下鉄サリン事件を語り継ぐ「15年のつどい」が13日、東京都内で開かれた。被害者の会代表世話人の高橋シズヱさん(63)が被害者や捜査、医療にかかわった人たちをインタビューした記録映像が上映された。参加者は「風化させてはいけない。事件の教訓を生かすべきだ」と思いを新たにしていた。

 高橋さんは、これまでの被害者救済活動を振り返り、貴重な証言を残そうと記録映像の制作を計画。前検事総長の但木敬一さんら11人に取材し、約1時間の映像にまとめた。つどいでは、33歳の娘を亡くした母親が「先に死なれるのは本当につらい。こういう事件は起こってほしくない」と涙ながらに語る場面が映された。

 当時の警察庁長官、国松孝次さんも映像で証言。「オウム真理教施設を(95年)3月22日に捜索する方針を決定していた。予期した教団側が捜査かく乱に出るのでは、との情報はあった」と明かした。坂本堤弁護士一家殺害事件の捜査の遅れを挙げ「反省点が非常に多い。被害者の方には警察として一言(いちごん)もない」と謝罪した。

 閉会後、高橋さんは「国松さんの『一言もない』という言葉は重い。聞かせてもらって良かった。また新たな一歩が踏み出せればいい」と語った。警察庁は教団による被害への給付金申請を12月17日まで受け付けている。【銭場裕司】

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<絶縁体>電気信号伝達 夢の「8割省エネ」(毎日新聞)

 電気を通さない「絶縁体」の物質に、磁気を使った方法で電気の信号を通すことに、東北大金属材料研究所の斉藤英治教授(物性物理学)らのチームが世界で初めて成功した。IC(集積回路)チップに使う場合、銅線に比べエネルギー消費量が8割軽減するとみられる。今後、革新的な省エネルギー技術の開発につながりそうだ。11日、英科学誌「ネイチャー」で発表した。【奥野敦史】

 金属や半導体に電流を流すと、電子の移動に伴い発熱してエネルギーが失われ、省エネ化の妨げになっていた。斉藤教授らは磁気を生み出す電子の自転「スピン」に着目した。斉藤教授は06年、電子から電子へスピンが伝わる「スピン波」と電流を相互に変換できることを発見。今回はその理論を応用した。

 研究チームはICチップなどに使われる磁石の一種の「磁性ガーネット」という絶縁体を用意。両端に白金(プラチナ)の端子を取り付け片方の端子に電流を流した。すると電流が白金と絶縁体の境界面でスピン波を起こした。スピン波は反対側の白金の端子まで到達し、電流を発生させた。この方法だと電子は移動せず、発熱によるエネルギー損失は激減した。斉藤教授は「パソコンが次第に熱くなるように、電流による発熱は大きなエネルギー損失を起こす。絶縁体を使う信号伝達はこの問題の根本的解決法だ」と話している。

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【from Editor】スマートな資金集め(産経新聞)

 20万人を超える死者が出たハイチ大地震に続き、今度はチリでも巨大地震が起きた。こちらも死者が700人を超え、被災者も200万人規模の深刻な被害だという。

 世界のどこかで大災害が起きるたび、自分なりにできることを考えるひとは多いと思うが、私の場合、ハイチへの支援を身近に感じたのは、インターネットの音楽サイトを通じた少額の寄付だった。

 素早い動きをみせたのは、アップルの音楽配信サイト「アイチューンズ・ストア」だ。1月12日の地震発生からわずか10日後にスーパースターが顔をそろえた支援コンサートが行われ、音楽専門チャンネルMTVが世界に中継したが、アイチューンズはその2日後にコンサートの出演者が曲を提供したアルバム「いまハイチに希望を」を配信、サイトの登録者に電子メールで購入を呼びかけた。

 聴いてみると、コンサートでの熱唱が印象的だったマドンナやビヨンセ、スティング、コールドプレイらが次々と登場し、人気ラッパーのJay−Zと慈善活動に熱心なロックバンド「U2」のボーカル、Bonoらのコラボレーションが耳に残った。1960年代の米公民権運動を象徴する名曲「我らは勝利する」をブルース・スプリングスティーンが提供するなど、オヤジ世代の音楽ファンへの目配りも忘れていない。計20曲で1200円。アップルや出演者は収益金をすべてハイチ大地震の支援団体に寄付するそうだ。

 クラシック音楽の世界でも、世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニーが気を吐いている。ピアニストの内田光子を迎え、2月20日に行った演奏会をチャリティーコンサートに切り替えた。収益金はすべて支援団体に寄付され、指揮者のサイモン・ラトルと内田も無報酬だという。インターネット中継の視聴料は9・90ユーロ(約1200円)。公開中のアーカイブを含め、視聴料は全額寄付に回される仕組みだ。

 楽曲を楽しみながらの寄付は得した気分になれるし、なにより気軽だ。こんなスマートな資金集めの手法こそ、電子書籍の登場を迎えた新聞ジャーナリズムにもなんとか応用できないものか。米大統領選でオバマ大統領がインターネット経由の小口献金で巨額の選挙資金を集めた例もあるのだから、まんざら夢でもなさそうだが…。

 まずは音楽サイトの配信内容に負けず劣らず、魅力的なコンテンツを読者に提供できるよう精進したい。(副編集長 佐野領)

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